ペットの放射線の影響
東日本大震災以来、放射線の影響が大きく報道されています。
人への影響は、よく観ますがペットへの影響はどうなのでしょうか。
北森ペット病院の北森隆士先生によると
放射線障害は
- すぐに現れる早期障害(脱毛、火症など)
- 何年後、数十年後に現れる晩発性障害(がん)
- 子孫に影響が現れる遺伝子の障害
に大別されるそうです。
早期障害については、ペットに発生することがないそうです。
晩発性障害では、特にヨウ素による甲状腺がんの可能性があるようです。
人間では、乳幼児期に汚染されると発症リスクが高まるそうですので、犬であれば、1歳以上のペットは発症リスクは低くなると考えられるそうです。
もし、甲状腺がんになったとしても手術で治療できる可能性もあります。
遺伝子の障害については、人間では報告されていないそうですが、ツバメやネズミなどで実例があります。
もし、遺伝子の所具合が気になるようであれば、周辺に生息する動物を注意深くみてみましょう。
また、オブリーティングを一定期間避けるなどの配慮が必要かもしれません。
早く、安心して生活できる環境を取り戻したいですね。
ピッチングマシーンで遊ぶ犬
ピッチングマシーンで遊ぶ犬
ひとりで、ピッチングマシーン(?)にボールをセットして、投げられたボールを自分で取りに行く犬。
しっぽ振って一人遊びするなんて、ステキですねぇ。
このピッチングマシーンは、飼い主さんの自作みたい。
ペットフード協会の支援
東日本大震災で多くの人が被災したとともに、犬や猫などのペットも被災しています。
ペットフードメーカーが中心となって活動している一般社団法人ペットフード協会は、震災以来毎月、ペットフードやゲージ、トイレシーツなどの支援を行っているようです。
6月25日時点で、
ペットフード約1665トンを被災地に送っているそうです。
(約293トン 5回、約200トン 1回)
293トンは13000頭の犬や猫が1年分の食料になるといいます。
一般社団法人 ペットフード協会
東日本大震災の被災における一般社団法人ペットフード協会の支援活動について
http://www.petfood.or.jp/Earthquake-disaster/
最近、被災地への支援がテレビなどで聞かなくなってしまいましたが、持続的な支援が必要です。
私達もできることや、おつりなどの小さな金額でも募金することで、支えになるかもしれません。
まだまだ、被災地は大変なようです。
少しでも早く人やペットの生活が元通りになればうれしいですね。
ペットと一緒に避難するための準備
自然災害など、いつ何があるか分からない。
今年は、大きな災害が日本で多く起こっています。
ペットと一緒に避難するための準備を整えておくと、いざというときに慌てないですみます。
ペットと一緒に避難するために準備するもの
- ショルダーバッグ・リュックサック
避難グッズをひとまとめにしてすぐに持ち運べるバッグ。 - ペット用キャリーバッグ
避難先で必要になる場合あり。 - ペットフード3日分~1週間分
最低でも3日分は用意しておく。
レトルトフードは長期間保存できるものを。 - 水(水道水か軟水のミネラルウォーター)
硬水は、ペットの健康によくないので、水道水か軟水を。
ペット用ミネラルウォーターも売ってます。 - ご飯・水用の食器
ラップで食器を覆って使えば、何度も洗わずにすむため、ラップも一緒に用意しておけば安心。 - リード・ハーネス
すぐにつけられるようにしておきましょう。 - 首輪
逃亡してしまったときのために連絡先をつけておければGOOD。 - ペット用トイレシーツ
避難先で必要になるため、数日分は用意。 - ウェットティッシュ・ティッシュ・タオル
水があまり使えなかったときのために用意しておけばGOOD - ペットの健康情報記録
ワクチン証明書や病院の治療歴など。
ペットと避難所に入所する時の手続きで必要になる場合も。 - 救急セット
持病があるペットであれば薬や治療用フードも用意。
他にも包帯や消毒液、テープ、はさみなどがあればGOOD。
犬の肥満と病気の起こりやすさ
肥満の犬は循環器障害や、関節、運動器官の障害、糖尿病、免疫機能の低下、外科手術の危険性の増大などが指摘されています。
犬の肥満と病気の起こりやすさ
循環器障害
自然発生:8.1%
太り気味以上:10.4%
太りすぎ:27%
関節・運動器官の障害
自然発生:8.8%
太り気味以上:10.6%
太りすぎ:15%
Study of obesity in dogs visiting veterinary practices in the United Kingdom,
A.T.B.Edney P.M.Smith,
犬の尿路結石症について
尿路結石とは、暴行や尿道に石のような物質(尿路結石)ができる病気です。
尿路結石になると、膀胱が傷つき痛みが出たり、おしっこが出にくくなります。
もし、尿道が尿路結石で詰まっておしっこが出なくなると、危険な状態で、命にかかわります。
尿路結石の種類
結石には、成分によって種類があり、代表的な尿路結石には、
ストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結石
シュウ酸カルシウム結石
というものがあります。
ストルバイト結石はおしっこがアルカリ性に傾くとできやすい特徴があります。
尿路結石の原因
おしっこがアルカリ性に傾く
尿路にブドウ球菌などの最近が感染すると、菌が出す酵素によってアンモニアができ、おしっこがアルカリ性に傾きます。
また、食事などが原因でアルカリ性に傾くことがあります。
おしっこの中のミネラルなどの量が増える
おしっこの中にマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが多くなると、結石の材料になり、できやすくなります。
水を飲む量が減る・消化の悪い食事
水を飲む量が減るとおしっこが濃くなり、結石ができやすい状態になります。
同じように、消火の悪い食事を与えると、便の量が増え、水分が便にとられるため、おしっこが濃くなり、結石ができやすい状態になります。
犬種別標準体重(超大型犬)
成犬時(12ヶ月齢以降)の標準体重
超大型犬(肩高66~79cm)
グレート・デン:52~66kg
グレート・ピレニーズ:41~57kg
セント・バーナード:68~82kg
ボルゾイ:34~48kg
マスチフ:77~89kg
ロットワイラー:32~45kg
一般的に、男の子の方が大きくなります。
サイエンスダイエットのパンフレットより。
あくまで、標準体重です。
参考程度に。
他の犬種の標準体重
犬種別標準体重(超大型犬)
犬種別標準体重(大型犬)
犬種別標準体重(中型犬)
犬種別標準体重(小型犬)
犬種別標準体重(超小型犬)
犬種別標準体重(大型犬)
成犬時(12ヶ月齢以降)の標準体重
大型犬(肩高58~64cm)
秋田犬:38~45kg
アフガン・ハウンド:23~27kg
アラスカン・マラミュート:34~39kg
イングリッシュ・セッター:30kg
オールド・イングリッシュ・シープドッグ:30kg
コリー:23~34kg
ゴードン・セッター:21~36kg
ゴールデン・レトリーバー:27~34kg
シャーマン・シェパード:27~39kg
ドーベルマン・ピンシャー:32kg
バーニーズ・マウンテン・ドッグ:30kg
ポインター:27kg
ボクサー:32kg
ラブラドール・レトリーバー:25~34kg
一般的に、男の子の方が大きくなります。
サイエンスダイエットのパンフレットより。
あくまで、標準体重です。
参考程度に。
他の犬種の標準体重
犬種別標準体重(超大型犬)
犬種別標準体重(大型犬)
犬種別標準体重(中型犬)
犬種別標準体重(小型犬)
犬種別標準体重(超小型犬)
犬種別標準体重(中型犬)
成犬時(12ヶ月齢以降)の標準体重
中型犬(肩高43~56cm)
エアデール・テリア:23kg
紀州犬:15~20kg
サモエド:25kg
シベリアン・ハスキー:16~27kg
ダルメシアン:21kg
ブルドッグ:18~23kg
ボーダー・コリー:18~23kg
一般的に、男の子の方が大きくなります。
サイエンスダイエットのパンフレットより。
他の犬種の標準体重
犬種別標準体重(超大型犬)
犬種別標準体重(大型犬)
犬種別標準体重(中型犬)
犬種別標準体重(小型犬)
犬種別標準体重(超小型犬)
犬種別標準体重(小型犬)
成犬時(12ヶ月齢以降)の標準体重
小型犬(肩高30~41cm)
イングリッシュ・コッカー・スパニエル:12~15kg
ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア:7.3kg
ウェルシュ・コーギー:8~11kg
コッカー・スパニエル:11.5kg
シェットランド・シープドッグ:7.3kg
シーズー:5.5~7kg
柴犬:7~10kg
スコティッシュ・テリア:8~10kg
スピッツ:7.3kg
ダックスフンド:9kg
パグ:6~8kg
ビーグル:8~14kg
フレンチ・:ブルドッグ8~13kg
ボストン・テリア:6~11kg
ミニチュア・シュナウザー:6.8kg
ミニチュア・プードル:7.3kg
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル:5~8kg
一般的に、男の子の方が大きくなります。
サイエンスダイエットのパンフレットより。
他の犬種の標準体重
犬種別標準体重(超大型犬)
犬種別標準体重(大型犬)
犬種別標準体重(中型犬)
犬種別標準体重(小型犬)
犬種別標準体重(超小型犬)